Parent-child Problemの
現状について

【調査内容】
Ⅱ. 一般者が考える別居している親と子どもとの年齢・距離別の適切な面会頻度



Parent-child Problemの
現状について
⑥・⑦近隣に住む(徒歩10分圏内)別居した母親 及び 父親と 幼児(0~6才)の推奨面会回数について

連れ去り別居・共同親権・共同養育・
面会交流事情に関する一般認知・理解アンケート
(2020.6.22 当会実施結果 )
【調査内容】
Ⅱ. 一般の方が考える別居している親と子どもとの年齢・距離別の適切な面会頻度
【調査項目】
⑥近隣に住む母親と幼児の推奨面会回数について(徒歩10分圏内)
⑦近隣に住む父親と幼児の推奨面会回数について(徒歩10分圏内)
⑧近隣に住む母親と学童期の推奨面会回数について(徒歩10分圏内)
⑨近隣に住む父親と学童期の推奨面会回数について(徒歩10分圏内)
⑩中距離に住む母親・父親と子どもとの推奨面会回数について(交通機関を使用して30分圏内)
⑪長距離に住む母親・父親と子どもとのの推奨面会回数について(交通機関を使用して一時間以上)
⑥・⑦近隣に住む(徒歩10分圏内)別居した母親 及び 父親と 幼児(0~6才)の推奨面会回数について


本アンケートの一般回答者によると、幼児と近距離に住む別居父母の適切な交流回数は、宿泊を含んだ週2-3回以上の交流を支持する声が母親は67%、父親も58%と過半数を上回る結果となった。
特に、毎日でもあっても良いとする声も3割程度認められた。
反対に、月1回3時間と及び宿泊付きでも月1回の交流を支持する声は、合わせても全体の4%程度と低い値となった。
一般的には、幼児期には特に父母両方の月複数回の交流を支持する内容となった。
~本アンケートの結果~
・「共同親権・共同養育という法改正に向けた動きがあることを知っているか?」と言う問いに対しては、共同親権・養育の単語を聞いたことがあるくらいの方を含めて全体の56%と、共同親権・共同養育の認知度は、過半数を超えていた。
・婚姻後の「連れ去り別居を知っていた」と言う数値も42%と3人に一人以上が知っているという結果であり、「連れ去り別居がある」と言う事実もある程度は浸透していると考えられる。
・共同親権・共同養育の導入に向けては、単独親権が適切ではないと回答したものは47%(適切と言う回答は16%と程度)、共同親権に賛同する者は67%と反対派の7%の約10倍の数だった。
⑦近隣に住む父親と幼児の推奨面会回数について(徒歩10分圏内)


②連れ去り別居への率直な意見について
⑨近隣に住む父親と学童期の推奨面会回数について(徒歩10分圏内)
⑩中距離に住む母親・父親との推奨面会回数について(交通機関を使用して30分圏内)
⑪長距離に住む母親・父親との推奨面会回数について(交通機関を使用して一時間以上)

~本アンケートの結果~
・多くの回答が、


本アンケートの一般回答者によると、近隣に住む(徒歩10分圏内)幼児期の子どもと別居父母の適切な交流回数は、宿泊を含んだ週2-3回以上の交流を支持する声が母親は67%、父親も58%と過半数を上回った。
中でも、毎日でも会っても良いとする声も3割程度認められた。
反対に、月1回3時間と及び宿泊付きでも月1回の交流を支持する声は、合わせても全体の4%程度と低い値となった。
一般的には、幼児期には特に父母両方の月複数回の交流を支持する内容となった。
⑧・⑨ 近隣に住む(徒歩10分圏内)別居した母親 及び 父親と 学童期(6~12才)の推奨面会回数について


本アンケートの一般回答者によると、近隣に住む(徒歩10分圏内)学童期(小学生)と別居父母の適切な交流回数は、宿泊を含んだ週2-3回以上の交流を支持する声が母親は58%、父親も51%と過半数を上回った。
中でも、毎日の面会でも良いとする声も3割未満認められた。
反対に、月1回3時間とで良いとする声は、全体の4%程度と非常に低い値となった。
一般的には、学童期にも、90%以上の回答者が父母両方の月複数回の交流を支持する内容となった。
⑩中距離(公共機関を使用して30分程度)に住む別居した父母と子どもの推奨面会回数について

本アンケートの一般回答者によると、子どもと中距離(公共交通機関で30分程度)に住む別居父母の適切な交流回数は、宿泊を含んだ週1回以上の交流を支持する声が65%と過半数を上回る結果となった。
特に、毎日でもあっても良いとする声も3割弱程度認められた。
反対に、月1回3時間未満とで良いとする声は、全体の6%と非常に低い値となった。
一般的には、94%以上の回答者が宿泊を含めた月1回以上の交流を支持する内容となった。
⑩中距離に住む母親・父親との推奨面会回数について(交通機関を使用して30分圏内)
⑩長距離(交通機関を使用して一時間以上)に住む別居した父母と子どもの推奨面会回数について

本アンケートの一般回答者によると、子どもと長距離(公共交通機関で1時間以上)に住む別居父母の適切な交流回数は、宿泊を含んだ月2回以上の交流を支持する声が全体の74%程度認められた。
日帰りでの月複数回の訪問も加えると、長距離離れている親子でも、84%が月2回以上の交流を考慮していることが伺える。
反対に、月1回3時間未満とで良いとする声は、全体の12%程
度と非常に低い値となった。
一般的には、88%以上の回答者が宿泊を含めた月1回以上の交流を支持する内容となった。
~本アンケートの結果~
・本アンケートの一般回答者によると、大まかな傾向として下記の内容が認められた。
・近隣に住む(徒歩10分圏内)幼児期の子どもと別居父母の適切な交流回数は、
宿泊を含んだ週2-3回以上の交流を支持する声が母親は67%、父親も58%と過半数を上回った。
・近隣に住む(徒歩10分圏内)学童期(小学生)と別居父母の適切な交流回数は、
宿泊を含んだ週2-3回以上の交流を支持する声が母親は58%、父親も51%と過半数を上回った。
・子どもと中距離(公共交通機関で30分程度)に住む別居父母の適切な交流回数は、宿泊を含んだ週1回以上の
交流を支持する声が65%と過半数を上回る結果となった。
・子どもと長距離(公共交通機関で1時間以上)に住む別居父母の適切な交流回数は、
宿泊を含んだ月2回以上の交流を支持する声が全体の74%程度認められた。
日帰りでの月複数回の訪問も加えると、長距離離れている親子でも、84%が月2回以上の交流を
考慮していることが伺える。
・反対に、どの距離や年齢層であっても、月1回3時間以下の交流で良いとする声は少なく、
現行の面会交流調停の運用と、本アンケートの一般回答者意識とはかけ離れていることが示唆される。